自転車を漕いでいたら大企業のおそらく工場から曲が聞こえてきた。
私の大好きな曲、ZARDの負けないで。
なぜ『負けないで』がかかってたのかわからないけど、(たまたま?)口ずさんだらやっぱりいつも通り涙出てくる!
『パステルカラーの季節に恋した
あの日のように輝いてる あなたでいてね』
この歌詞がサビにつながる前の盛り上がりに入っていて(Bメロ?)なんて綺麗なんだろうと中学生の時に感動した。
パステルカラーの、季節に、恋した
素敵な言葉の並び
だけどその後の歌詞はいつも途中で涙が溢れて歌えなくなる
『負けないで もう少し
最後まで走り抜けて
どんなに離れてても
心はそばにいるわ
追いかけて遥かな夢を』
メロディーの軽快さに心は弾むのに、なんだか切なくなってしまう。
なぜだ???
辛い時によく励まされたからなのかな
言葉の紡ぎ方が美しい
読むだけでも心が強くなれるような
励まされるような感覚になる
『負けないで もう少し 最後まで 走り抜けて
どんなに離れてても 心はそばにいるわ
感じてね 見つめる瞳』
単純なはずなのに、なんて心強い言葉だろう
坂井泉水さんが、これを誰に向けて
何を考えて作ったのかわからないけど
大黒摩季さん曰く、坂井さんの言葉に込める情熱は相当なものだったとか。
学生時代に松岡修造が『負けないじゃなくて勝つ!といえ!ポジティブな言葉に変えろ!』とよく言ってたのを見聞きしたけど、
私はこの曲に励まされていたからあえて『負けないで』と言いたくなるし
消してネガティブなワードだとは思わない
自分が自分で前向きな気持ちになれるのなら
なんだっていいと思う
なーんて。
親になった今は子どもを見守る視点でこの曲を聴いてしまう
つくづく日本語の美しさに感動する毎日です