大好きなものの話
BAROQUEの音楽の話です
PUER ET PUELLAというアルバムの曲がすべて素晴らしくてまだまだ感動するポイント、発見することがあるため
未だに新しいアルバムのSIN DIVISIONはじっくり聴けてない私です。
PUER ET PUELLAの壮大なスケールで描かれる世界がすごく好きです。視界が広がっていって、優しい気持ちになれる曲。
全然繰り返しの部分とか多くないのに、聴いた人はスッと惹き込まれるし忘れないメロディー。これは本当に凄い。
Twitterでも書いたけどやっぱりイントロからのアコギが好き。美しい。
美しい世界の始まりと書いて紹介されていたけど、本当にその通りです。
このアルバムで一番好きなのは
『LAST SCENE』
これはこの世界観が好きです。
曲のはじまりの音から素敵なんですが、ツインボーカルで怜さんと大桃子サンライズさんの声が対象的。
曲調は最後まで明るいけど歌詞は暗い。
そこが好きです。
圭さんは思春期の厭世観を描いたと言ってましたが、それを聴いてから聴くとすごく深く感じて聞けば聴くほど素敵に思えて短編小説を読んだような気分になります。
これを曲で表現できる、その才能と、かなり時間がかかったとはいいつつ、こんな深い意味をもつ歌詞を書いた怜さんの文才。
元になった大桃子サンライズさんの経験談。すべてが融合されてこの曲になったんだ、と思うとすごすぎてすごすぎて。もう一回かなり落ち込んだ。笑
私もともと凄いなと印象に残るものを見聞きすると、なぜか落ち込む。同じ人間とは思えなくなるんですよね。すごすぎて。笑
自分は何者にもなれないのはわかってるけど、人の才能を見ると脱帽してしまいます。
『また何処かで巡り会おう 世界が終わったとしても』っていうのがとても切ない
他にも書ききれないほど、名曲揃いなんだけど、ビジュアル系というジャンルに分けられているからか、まだ余り多く知られていないことが惜しまれる作品！
でも絶対いつか名盤と言われるだろなと確信してます。
すでに私の中では名盤。
身近な人の死を経験したからか余計に、この作品に感じることが多いんですよね。
あと怜さんや圭さんの今までのことを知っているからなのかもしれないけど、私にとってかなり深くて、新しいBAROQUEに出逢えたアルバム。
先日のツイキャスでは、圭さんがこのアルバムのことを語ってくれたりして、かなり贅沢な時間でした。
また圭さんのツイキャスがホントいいの！！
気になる質問は拾ってくれるし、気取ってなくて、嘘偽りのない言葉で語ってくれる。
圭さんが『自分の欠点や嫌なところを受け入れられたら、他人の欠点も大目に見られるようになる』って言ってて、『じゃあ圭さんは自分のどこが嫌いなところですか？』と聞いたら、その回はずっとそれについて考えつつ答えてくれました。
あと『自分の生きている意味がわからない』というファンからのコメントにも、皆理由なんかわからない。でもどんな人にも生きている意味はあるよ。ってことを即答していらしたのがかなり印象に残ってます。こんなの即答できるのずっと考えてるからだよな。かっこいい。
その人の人間性や生き様が出ている音楽が好きって圭さんもよく話していらっしゃるけど、BAROQUEはホントにそのままですね。
実直で素敵。
尊敬しているバンドの一つです。
まだまだ語りたい曲は多いけど今日はここまで！
*1:だってこんな短期間でこんなすごいアルバム2枚も出してしまうんだから！BAROQUEのお二人には感謝しかないよ！
