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議を言うな

司馬遼太郎の『翔ぶが如く』で出てきた鹿児島人の教え。

議を言うな、とは言い訳をするな、ということだそうです。

娘息子にはきちんと教えておきたい言葉。

逞しく育ってほしいし、言い訳、責任転嫁をする人になってほしくない。

 

私は小さい時から親に逆らうと大変だ!ということをよく思っていたから、大きくなってからも親を喜ばせたい、できるだけがっかりさせるような、悲しませるようなことはしまいぞ!と思っていたけど、実際どれだけ喜んでもらえてたかはわからない。

大人になって親元を離れてからも、むちゃくちゃな要求はしないし、こっちでやるから、そっとしておいてくださいのスタンスで、お互いに生きてます。

でもそうじゃない人たちも一定数いるのを見ているとまぁなんと贅沢なと思ってしまう。

念を押していうが自分だって完璧ではない。棚に上げている。

 

機嫌悪くなって親を無視する、なんてことは絶対にできなかったし、こうなったのはあなたのせい!なんて怒ることもしなかったし、今もしない。

親に対して根に持っていることは何個かあるけど、それを反面教師にして自分で乗り越えてきた。

大人になってからも精神的な部分で親に甘えすぎだろと思う人を見るとイライラする。人のせいにする人も大嫌い。(経済面は除く)

"親ありきの子育て、出産"も考えられない。

なんで自分たちでどうにかしようと思わないんだろうとおもってしまう。

 

そう言うことを考えていると、やはり子に依存したくないと思うし、自分は自分だから子どもをなんとか育てたらあとはきちんと線引きしなくてはと思う日々。

18歳で線引きしようと決めておこうかな。

親の顔色を伺う子に育てたくないと思っていたけど、30代後半にもなって親にむちゃくちゃな要求をしている大人のような子どもを見ているとやはりある程度顔色は察することのできる子でいないとなとおもう。

それにやはり親というのは偉大であり、怖い存在でもあり、自分でどうしようもない問題がおきた時の最後の砦のような存在でなければならないのでは、とも。

逆らうとどうなるか!と思わせられる人物であるべきだと思ってきた。

 

そう考えるとあの方の教えは偉大であった。

あの方のことを自己中だと常々思ってきたけど、やはりあの方はすごかったのだ。

あの方の教えに反いて良いものか、(仕事やめるなよ!という教え)と毎日自問自答です。

母、至急夢に出てきてください。困ってます。

 

 

 

 

自分自身も夫に経済的に面倒見てもらう、みたいな感覚がすごく嫌だ。はやくどうにかしたい。

育休中だから仕方ないけど、とてもいやだ。夫がいなくては生きていけないという自分の状況が。夫からすれば私がいなくなったら、子育てや家庭が回らないわけだし、夫婦だから当たり前なんだけど。やはりお金というのは大きい。