五木寛之さんの『人生の目的』と言う本の一部を読んで、
子どもは産まれてから小学校低学年までにたくさんの喜びを与えてくれるから、それ以上は求めない、期待しない方が良いという記述があった。
その通りだなぁと思った。
私は結婚する前、母と喧嘩したとき母が『子育てってボランティアみたい』とTwitterにツイートしているのを見て、自分はいつまで母の所有物でいないといけないのかと落ち込んだことがある。
いい子でいなければ、困らせてはいけない、なんて考えて行動してきて、母が文句を言おうものなら自分の行動を変えてみたりして。
母の手の上で転がされてるかのような、そんな生き方が嫌で仕方なかった。
母は母なりに病気で焦りもあったから、配慮も何も考えず、吐き出していただけだろうけど。
今母親になって、ようやく色んな気持ちがわかるようになった。わかる、けれど、そうならないようにしないと、と強く思う。
自分の人生と娘、息子の人生は別で考えよう。
こんな風に進路を進めば人生ちょっと楽だよ、と思うことはたくさんあるものの、そんな楽な道あるわけないし。
子どもに期待をかけない。
とにかくのびのび、健康に、無事に育って、それだけでいい。